InduSoft Web Studio
2017、18年に『Control Engineering Engineers' Choice Award』を受賞したSCADA・InduSoft Web Studioを調査しました。IoT対応が容易なWeb型SCADAソフトの料金・導入費用や機能・性能・動作環境、導入事例を紹介します。
InduSoft Web Studioの特徴
トータルコストの削減
InduSoft Web Studioは240種類以上の通信ドライバ付きとなっているため、追加費用がかかりにくく開発コストも抑えられます。(但しオムロンについては、制約がありますので問い合わせください。SYSMAC / FINZ GATEWAY は別途購入が必要です)
Web型SCADAソフト
HTML5互換ブラウザでWebベースのアプリケーション用のすべてのネイティブオブジェクトをサポートする改良されたStudio Mobile Accessクライアントを活用できます。オブジェクトでは、アラーム/イベント制御、 スマートメッセージ、 プッシュボタン、リストボックスなどをサポートしています。
シンプルでスマートな開発
Microsoft 標準VBスクリプトと独自スクリプトを搭載しているため、開発時にも容易なプログラミングが可能で、複雑な開発にも独自スクリプトを活用したプログラミングが可能です。
2019年8月に新バージョンをリリースし、HTML5の機能強化へ
InduSoft Web Studioでは、2019年8月に新バージョン「InduSoft Web Studio v8.1 SP4」がリリースされています。追加機能・改善点としては、言語の動的な切り替え、様々な分野に設置されたプロジェクトに対する柔軟性の提供など『HTML5でのローカリゼーションのサポート強化』、さらに、アラーム制御オブジェクトの列の並べ替えのサポート、チェックボックスとラジオボタンの“プッシュ”スタイル、パフォーマンス、拡張性、および安定性の向上も図られています。
InduSoft Web Studioの料金プラン
※公式HPで料金プランの紹介はありませんでした。
InduSoft Web Studioのおすすめポイント
どのプランでも機能や利用できるタグ数に制限が無い点も魅力的。料金プランが明確に決まっているので、導入により発生するコストが把握しやすくコスト管理を重視する方にもおすすめです。
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InduSoft Web Studioの導入事例
公式HPでは、「設備・装置監視」「バッチ・ロットトレンド」「設定予定と実績トレンド」「レシピ・パラメータ設定」「稼働モニタ」「生産予定と実績」の画面紹介のみで、事例の紹介はありませんでした。
InduSoft Web Studioの概要

引用元:InduSoft Web Studio|株式会社エム・エックス・テクノロジーズ公式HP(http://www.mxt.jp/products/indusoft.php)
会社名 | InduSoft 社(販売:株式会社エム・エックス・テクノロジーズ) |
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所在地 | 大阪府大阪市西成区南津守5-2-55 |
主な導入先 | 非公開 |
契約SIパートナー | 非公開 |
InduSoft Web Studioの動作環境・対応OS
- Windows 7, 8, 10, Windows Server OS
- Windows Embedded Standard
- Windows Embedded Compact (CE)
- Linux, VxWorks
クライアント
クライアントは下記から選択可能です。
- シンクライアント(IE)
- セキュリティ強化クライアント(SSL暗号化)
- モバイル端末(iOS、Android)
InduSoft Web Studioの対応PLCメーカー
※各種機種の対応PLCの情報はありませんでした。詳しくは公式HPよりお問い合わせください。