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公開日: |更新日:

MC Works64

三菱電機株式会社が販売するSCADA・MC Works64の特徴は3Dグラフィック、地図データを活用した広域監視機能、CADデータとの連携の3点です。SIパートナーも多く、ライセンスの種類も幅広いSCADAの料金・導入費用や機能・性能・動作環境、導入事例を紹介します。

MC Works64の特徴

3Dグラフィック画面で同時監視

3Dで直感的に設備の状況が確認でき情報を効率的に表示することが可能。情報を効率的にまとめることにより、1画面で表示できる情報量を増やし監視がしやすくなります。

また、視点を自由に360度動かせ、任意でズームイン、ズームアウトが行えることも特徴のひとつです。

いつでもスマートな広域監視が可能

Google MapsやBing Mapsといった地図データをサポート。各地の工場や拠点を地図に表示して監視したり、GPSデータと連動させスマートな監視が行えます。

Microsoft、Apple、Android等のモバイル端末にも対応しており、現場に出向かなくても、好きなタイミングで監視ができるので業務の効率化や柔軟な対応に繋がります。

※HTML5を閲覧できる端末に対応。

CADデータとの連携で工数削減

CADで作成した2・3次元のデータをインポートし、そのまま活用できるので作画工数削減が可能。現存する図面を図面画面に反映させたいといったニーズに応えています。

また、ライブラリに登録されたシンボルには2、3次元のコンテンツが1,000種類登録されているようです。

2020年4月に日本語版と英語版でカタログを更新

MC Works64は、2020年4月(発行は2020年3月)に日本語版と英語版でそれぞれカタログを更新しました。

日本語は「SCADA ソフトウェア MC Works64(日本語版:L(名)08323-F)」、英語版は「SCADA Software MC Works64(英語版:L(NA)08380ENG-F)」となっています。いずれも公式サイトのダウンロードページよりダウンロード・閲覧可能です。

MC Works64の料金プラン

どの機能を利用するか等によって料金が異なります(非公開)。導入をお考えの方はまず営業窓口にお問合せし見積もりを行ってもらいましょう。

MC Works64サーバライセンス

MC Works64 DV

MC Works64で監視画面作成やアラーム・トレンド設定などのエンジニアリングを行う場合に必要なライセンスです。オペレーティングなどの運用版としてもご利用いただけます。

サーバを二重化する場合は、各サーバにライセンスが必要なため、本ライセンスが2つ必要で、1つのクライアントライセンスが含まれます。

タグ数:75、150、500、1500、5k、15k、50k、100k、250k

MC Works64 RT

オペレーティングなど、監視システムの運用時に必要なライセンスで、監視画面作成やアラーム・トレンド設定などのエンジニアリング操作はできません。二重化する場合はライセンスが2つ必要になります。1つのクライアントが含まれます。

タグ数:75、150、500、1500、5k、15k、50k、100k、250k

MC Works64クライアントライセンス(WebHMIライセンス)

MC Works64 CL DV

クライアントパソコンからMC Works64サーバにアクセスして、監視画面作成やアラーム・トレンド設定などのエンジニアリングを行う場合に必要なライセンスです。監視操作やオペレーティングも行うことができます。

クライアント数:1、5、25

MC Works64 CL RT

クライアントパソコンからMC Works64サーバにアクセスして、監視操作などのオペレーティングを行う場合に必要なライセンスです。

クライアント数:1、5、25

MC Works64 CL R

クライアントパソコンからMC Works64サーバにアクセスして、監視操作などのオペレーティングを行う場合に必要なライセンスです。

クライアントパソコンを二重化する場合に必要なライセンスです。

クライアント数:1、5、25

MC Works64のおすすめポイント

複数拠点や工場を効率的に監視したいというニーズに応える製品。提供している機能が幅広く存在し、機能も取得選択が可能なので自社の抱えている課題に応じて柔軟に利用できるのが特徴です。

3D画面による直感的な監視、モバイル端末を活用した場所を選ばない監視のできる点も魅力的で、視点を360度動かしつつ異常発生個所をズームインして、直感的に問題を発見できる点も特徴的です。

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MC Works64の導入事例

公式HPでは事例の紹介はありませんでした。

MC Works64の概要

MC Works64|三菱電機株式会社公式HP

引用元:MC Works64|三菱電機株式会社公式HP(https://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/hmi/scada/pmerit/index.html)

会社名 三菱電機株式会社
所在地 東京都千代田区丸の内2-7-3
主な導入先 非公開
契約SIパートナー 三菱電機エンジニアリング株式会社、株式会社ビーシーシー、有限会社コラボソフト、株式会社三鈴エリー、株式会社アイテックなど

MC Works64の動作環境

PC/AT互換パソコン

MC Works64の対応OS

64ビットWindows OS

MC Works64の対応PLCメーカー

三菱電機 横河電機 オムロン 富士電機 日立製作所 キーエンス シャープ パナソニック 安川電機 シーメンス Rockwell
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おすすめSCADAソフト3選

SCADAを導入するにあたって、自社の環境や仕様、既存機器との連携など、さまざまな点を考慮しなければなりません。開発や導入の工数やコストも含めてトータルコストを加味したうえで、おすすめのSCADAソフトを3つピックアップしました。

コストパフォーマンス、使い勝手など各機能を比較し、導入時・導入後に安心・安定して使用し続けられるかという点を考慮し、「コスパ」「実績」「知名度」別に参考となるパッケージ料金とカタログを紹介しているので、気になるSCADAの詳細を確認したうえで、どんな仕様での導入を検討しているのか、特別な開発が必要なのかなど、具体的な問い合わせを各社にしてみましょう。

  • 24時間稼働・既存設備のまま
    導入したい製造業向け

    FA-Panel6

    株式会社ロボティクスウェア|FA-Panel6のカタログ表紙

    ※引用元:FA-Panel6公式サイト
    https://www.roboticsware.com/jp/fapanel-features/

    ●一方が故障しても、もう一方が即座に切り替わって処理を継続できる二重化に対応。24時間365日の稼働が求められる製造ラインにも導入可。

    ●アンドン表示やガントチャートによる稼働監視、ノーコード帳票自動生成、100機種以上のPLCとの接続可能。“追加開発なし”で製造現場の改善サイクルをサポート。

    ●タグ数無制限・100機種以上のPLCに対応。既存の制御機器をそのまま活かせるため、低コストな導入につながる。

    公式HPで公開されている
    カタログを見る

    公式HPで
    機能詳細を見る

  • 監査・品質管理を強化したい
    製薬会社・食品工場向け

    zenon

    zenon公式HP

    ※引用元:zenon公式サイト
    https://www.copadata.com/ja/products/zenon-software-platform/

    FDA 21 CFR Part11やGMPに準拠した監査証跡・電子署名に対応しているから、品質保証や監査対応がスムーズ。

    ●高度なログ保存やアラーム履歴、帳票自動生成機能を搭載。
    記録ミスや転記エラーをなくし、GMPにおける現場の記録業務の負担を軽減。

    ●MQTT/OPC UA/REST APIといった新しいプロトコルにも対応。センサーや計測機器、MESと連携できるので、品質記録の一元管理、監査対応体制の強化に。

    公式HPで公開されている
    カタログを見る

    公式HPで
    機能詳細を見る

  • 停止や通信断が命取りとなる
    大規模プラント・インフラ業界向け

    AVEVA Plant SCADA

    aveva

    ※引用元:引用元:AVEVA公式サイト
    https://www.aveva.com/ja-jp/products/plant-scada/

    ●最大50万点のタグ・数百ノードへの接続が可能。大規模プラントでも、設備を分けずに監視できる体制を構築可。

    ●通信、サーバー、I/Oすべてに対して冗長化機能を備える。災害や障害が発生してもシステムが停止せず、安定した運用を維持。BCP(事業継続計画)対策としても有効。

    ●制御、運転、監視データを高速収集し、蓄積可能。タイムラグなく正確な制御判断ができ、事故や停止リスクを少なくできる。

    公式HPで公開されている
    カタログを見る

    公式HPで
    機能詳細を見る

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