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OpenEnterprise v3
エマソン社により提供されているOpenEnterprise v3について紹介しているページです。OpenEnterprise v3とはどのような特徴を持ったソフトなのか、おすすめポイントや動作環境、対応OSなどの情報についても調査してまとめていますので、導入を検討されている場合には、ぜひ参考にしてみてください。
OpenEnterprise v3の特徴
石油やガス、送電、配電産業を対象としたSCADA
エマソン社が提供するSCADAソリューションである「OpenEnterprise v3」は、グローバルな石油やガス生産、送電、配電産業における要件を対象としており、広い範囲のSCADAソリューションを迅速・効率的に実装ができるように設計されている点が特徴。さまざまなフィールドハードウェアと機器を含む、大規模かつ分散したデータ収集ネットワークを管理するソリューションの提供が可能となっています。
導入によりコストの削減につながる
OpenEnterprise v3の導入メリットのひとつが、システムの管理費用とリソースを削減できる点です。さらに、従来のハードウェアと現在のハードウェアの混在をサポートすることによって、メンテナンスと移行に必要となるコストの削減が可能となります。
遠隔の操業が可能となり生産性と安全性が向上
バックオフィスの業務システムと操作を関連づけることでプロセスデータのアンロックを行い、操作の効率性と収益性について変革をもたらせるといった面もあります。また、石油とガスにおいて遠隔での操業が容易になることから、生産性の向上に加えて安全性も増すといったメリットも得られるでしょう。
OpenEnterprise v3の料金プラン
OpenEnterprise v3の料金プランは公式ホームページに記載されていませんでした。実際に導入を行う際の料金については、直接お問合せいただき、見積もりをご依頼ください。
OpenEnterprise v3のおすすめポイント
エマソンがこれまで40年間培ってきた、SCADAについての経験が組み込まれているOpenEnterprise v3。複雑な通信ネットワーク上におけるデータ統合とアップタイムが必要とされる、石油・ガスの遠隔用途向けに設計されたSCADAプラットフォームとなっています。
高度に分散したSCADAシステムの実装を可能にするように実装されているという点も特徴のひとつであり、OpenEnterprise v3の導入によって生産性や企業統合に加えて、信頼性や収益性の改善が期待できるといったメリットがあります。
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OpenEnterprise v3の導入事例
公式HPでは事例の紹介はありませんでした。
OpenEnterprise v3の概要

引用元:OpenEnterprise v3|EMERSON公式HP(https://www.emerson.co.jp/ja-jp/catalog/emerson-openenterprise-scada-systems-ja-jp
会社名 | 日本エマソン株式会社 |
---|---|
所在地 | (日本エマソン株式会社)東京都港区芝浦1-2-1シーバンスN館 17F |
主な導入先 | 非公開 |
契約SIパートナー | 非公開 |
OpenEnterprise v3の動作環境・対応OS
OpenEnterprise SCADAスイート
オペレーティングシステム要件
- サーバー:Microsoft Windows10 Pro(64ビットアプリケーション)、Microsoft Windows Server 2019、Microsoft Windows Server 2016
- ワークステーション/エンジニアリングワークステーション:Microsoft Windows10 Pro(64ビットアプリケーション)
- シングルボックス・ソリューション:Microsoft Windows10 Pro(64ビットアプリケーション)、Microsoft Windows Server 2019、Microsoft Windows Server 2016
- ワークステーションターミナルサーバー:Microsoft Windows Server 2019、Microsoft Windows Server 2016
- 遠隔通信コントローラー:Microsoft Windows Server 2019、Microsoft Windows Server 2016
- スタンドアロンOPC、スタンドアロンODBC:Microsoft Windows10 Pro(64ビットアプリケーション)、Microsoft Windows Server 2019、Microsoft Windows Server 2016
- レポーティング・サーバー:Microsoft Windows10 Pro(64ビットアプリケーション)、Microsoft Windows Server 2019、Microsoft Windows Server 2016、Microsoft Office Professional 2019(32ビットアプリケーション)、Microsoft Office Professional 2016(32ビットアプリケーション)
- メッセージング・サーバー:Microsoft Windows Server 2019、Microsoft Windows Server 2016、Microsoft Exchange2007
ハードウェア要件(最低限) Open Enterpriseサーバー シンプレックス(50RTU)
- プロセッサ:Intel Xeon 4C/8T 3.40GHz、8MBキャッシュ以上
- メモリ:16GB以上
- HDD:120GB
- RAIDコントローラ:RAID5
- ビデオ要件:SVGA以上(サーバ/ワークステーション DirectX9対応の場合)
- ビデオRAM:32MB以上
※上記以外の詳細に関しては、公式ホームページをご参照ください。
OpenEnterprise v3のバージョンアップ情報
バージョンアップ情報の記載は見当たりませんでした。
OpenEnterprise v3の対応PLCメーカー
※具体的な対応PLCメーカーについては、公式ホームページに記載がありませんでした。
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- X-SCADA
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- 看太郎32(※2022年12月末日(最終出荷日)をもって販売を終了)
おすすめSCADAソフト3選
SCADAを導入するにあたって、自社の環境や仕様、既存機器との連携など、さまざまな点を考慮しなければなりません。開発や導入の工数やコストも含めてトータルコストを加味したうえで、おすすめのSCADAソフトを3つピックアップしました。
コストパフォーマンス、使い勝手など各機能を比較し、導入時・導入後に安心・安定して使用し続けられるかという点を考慮し、「コスパ」「実績」「知名度」別に参考となるパッケージ料金とカタログを紹介しているので、気になるSCADAの詳細を確認したうえで、どんな仕様での導入を検討しているのか、特別な開発が必要なのかなど、具体的な問い合わせを各社にしてみましょう。
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24時間稼働・既存設備のまま
導入したい製造業向けFA-Panel6
※引用元:FA-Panel6公式サイト
https://www.roboticsware.com/jp/fapanel-features/●一方が故障しても、もう一方が即座に切り替わって処理を継続できる二重化に対応。24時間365日の稼働が求められる製造ラインにも導入可。
●アンドン表示やガントチャートによる稼働監視、ノーコード帳票自動生成、100機種以上のPLCとの接続可能。“追加開発なし”で製造現場の改善サイクルをサポート。
●タグ数無制限・100機種以上のPLCに対応。既存の制御機器をそのまま活かせるため、低コストな導入につながる。
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監査・品質管理を強化したい
製薬会社・食品工場向けzenon
※引用元:zenon公式サイト
https://www.copadata.com/ja/products/zenon-software-platform/●FDA 21 CFR Part11やGMPに準拠した監査証跡・電子署名に対応しているから、品質保証や監査対応がスムーズ。
●高度なログ保存やアラーム履歴、帳票自動生成機能を搭載。
記録ミスや転記エラーをなくし、GMPにおける現場の記録業務の負担を軽減。●MQTT/OPC UA/REST APIといった新しいプロトコルにも対応。センサーや計測機器、MESと連携できるので、品質記録の一元管理、監査対応体制の強化に。
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停止や通信断が命取りとなる
大規模プラント・インフラ業界向けAVEVA Plant SCADA
※引用元:引用元:AVEVA公式サイト
https://www.aveva.com/ja-jp/products/plant-scada/●最大50万点のタグ・数百ノードへの接続が可能。大規模プラントでも、設備を分けずに監視できる体制を構築可。
●通信、サーバー、I/Oすべてに対して冗長化機能を備える。災害や障害が発生してもシステムが停止せず、安定した運用を維持。BCP(事業継続計画)対策としても有効。
●制御、運転、監視データを高速収集し、蓄積可能。タイムラグなく正確な制御判断ができ、事故や停止リスクを少なくできる。