公開日: |更新日:
SCADALINXpro
SCADALINXpro は本格システムエンジニアに向けて開発されたHMI総合ツールです。クライアント数によって機能数の制限はなく、高度なグラフィックと編集・検索機能を持つSCADALINXpro の特徴や料金についてご紹介します。
SCADALINXproの特徴
3種類から構成される自由度の高いライブラリ
SCADALINXpro には「ライブラリ」と呼ばれる部品の集合が用意されています。フレームライブラリ・画面ライブラリ・部品ライブラリの3種類を自由にカスタマイズして、トレンドグラフやアラームサマリ、数値入力・表示部品などを自由に組み合わせることができます。見たいときに見たいデータを表示し、並べて比較することが可能。エンジニアにとって自由度が高く、理想に限りなく近い運用方法が実現できます。
機能性重視のレポート機能
自動集計したデータから日報・月報・年報のレポートを作成することができます。作成したデータは画面上に表示する他、印刷やExcel帳票の作成、CSV形式で出力できるなど、自由に手を加えられるようになっています。使用環境に合わせて臨機応変に活用可能。帳票のレイアウトはソフトの運用中でも自由に変更できるなど、できることが豊富に用意されています。
細やかなアラーム・トレンドグラフ
アラーム信号を検知した際、SCADALINXproは警報音通知・メール通報などエンジニアが設定した様々な形でアラームを通知します。現在発生中のアラームや過去のアラーム履歴も表示可能。トレンドグラフ機能はリアルタイム表示と履歴表示を兼ね備えており、同時に複数のペンを表示することもできます。グルーピングや時系列ごとの比較も容易にできるなど、分かりやすく操作できます。
外部アプリケーションとの連携も可能
SCADALINXproでは、基本機能と外部アプリケーションとの連携も可能です。外部アプリケーションとの連携ができれば、共通の部分については開発を省略することができ、自社におけるアプリ製作の難易度は一気に下がります。また、アプリを開発する場合でも、一からソフトを作製する必要はなく、開発にかかる手間、時間、コストを削減できます。
SCADALINXproの料金プラン
- 1クライアント:500,000円
- 10クライアント:600,000円
- 20クライアント:800,000円
※税不明
SCADALINXproのおすすめポイント
グラフィック機能が充実しており、外部アプリケーションとの連携も可能など、SCADALINXproは自由度の高い運用ができるソフトウェアです。通知やレポート画面をカスタマイズしたい場合や、比較や記録など多数の運用方法を試したい人におすすめできます。遠隔監視や工場生産ライン、ユーティリティの監視など、多種多様のモニタリング開発を手助けします。
【SCADA徹底比較】
導入コストを抑えた
おすすめSCADAソフトを見る
SCADALINXproの導入事例
※公式HPでは導入事例の紹介がありませんでした。
SCADALINXproの概要
引用元:SCADALINXpro|株式会社エムジー公式HP(https://www.m-system.co.jp/products/software/software06.html)
| 会社名 | 株式会社エムジー(旧社名:株式会社エム・システム技研) |
|---|---|
| 所在地 | 大阪市西成区南津守5-2-55 |
| 主な導入先 | 非公開 |
| 契約SIパートナー | 非公開 |
SCADALINXproの動作環境・対応OS
- Windows 7 32bit / 64bit
- Windows Server 2008 / 2008 R2
- Windows 8 32bit / 64bit
- Windows 8.1 32bit / 64bit
- Windows 10 32bit / 64bit
- Windows 10 IoT Enterprise
- Windows 10 IoT Enterprise LTSC 2019
- Windows Server 2012 / 2012 R2
- Windows Server 2016
- Windows Server 2019
- CPU:1GHz以上
- RAM:2GB以上
- HDD:1GB以上の空き容量
SCADALINXproのバージョンアップ情報
※バージョンアップ情報はありません
SCADALINXproの対応PLCメーカー
| 三菱電機 | 横河電機 | オムロン | 富士電機 | 日立製作所 | キーエンス | シャープ | パナソニック | 安川電機 | シーメンス | Rockwell |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
関連ページ
- SCADA MAGAZINE
- 【厳選!】SCADAソフトの料金&機能
- 【業界別】SCADAの活用方法と導入事例
- IIoT新時代で注目度の増す監視制御システム(SCADA)の未来トピックス
- SCADAでよくある質問【FAQ】
- SCADA 最新情報
- 【PR】ロボティクスウェアの製品紹介
- 【厳選!】SCADAソフトの料金&機能
- AVEVA Edge(旧製品名 : InduSoft Web Studio)
- AVEVA Insight
- AVEVA InTouch HMI(旧製品名 : Wonderware InTouch)
- AVEVA System Platform
- AVEVA Plant SCADA
- BLUE Open Studio
- CIMPLICITY
- CONPROSYS HMI System(CHS)
- CraftPad
- FA-Panel6
- FAVIEW(エフエービュー)
- GENESIS64
- Ignition
- iFIX
- JoyWatcherSuite
- KaracrixBuilder-5000
- KingSCADA
- MC Works64
- Netmation eFinder
- OpenEnterprise v3
- PcVue
- Plant Data Site
- SA1
- SCADAguardian
- SCADALINX
- SCADAソフトウェア (FAST/TOOLS)
- SIMATIC SCADAシステム
- SmartFAM
- SPECVIEW
- WebAccess
- X-SCADA
- zenon
- 看太郎32(※2022年12月末日(最終出荷日)をもって販売を終了)
おすすめSCADAソフト3選
SCADAを導入するにあたって、自社の環境や仕様、既存機器との連携など、さまざまな点を考慮しなければなりません。開発や導入の工数やコストも含めてトータルコストを加味したうえで、おすすめのSCADAソフトを3つピックアップしました。
コストパフォーマンス、使い勝手など各機能を比較し、導入時・導入後に安心・安定して使用し続けられるかという点を考慮し、「コスパ」「実績」「知名度」別に参考となるパッケージ料金とカタログを紹介しているので、気になるSCADAの詳細を確認したうえで、どんな仕様での導入を検討しているのか、特別な開発が必要なのかなど、具体的な問い合わせを各社にしてみましょう。
-
24時間稼働・既存設備のまま
導入したい製造業向けFA-Panel6

※引用元:FA-Panel6公式サイト
https://www.roboticsware.com/jp/fapanel-features/●一方が故障しても、もう一方が即座に切り替わって処理を継続できる二重化に対応。24時間365日の稼働が求められる製造ラインにも導入可。
●アンドン表示やガントチャートによる稼働監視、ノーコード帳票自動生成、100機種以上のPLCとの接続可能。“追加開発なし”で製造現場の改善サイクルをサポート。
●タグ数無制限・100機種以上のPLCに対応。既存の制御機器をそのまま活かせるため、低コストな導入につながる。
-
監査・品質管理を強化したい
製薬会社・食品工場向けzenon

※引用元:zenon公式サイト
https://www.copadata.com/ja/products/zenon-software-platform/●FDA 21 CFR Part11やGMPに準拠した監査証跡・電子署名に対応しているから、品質保証や監査対応がスムーズ。
●高度なログ保存やアラーム履歴、帳票自動生成機能を搭載。
記録ミスや転記エラーをなくし、GMPにおける現場の記録業務の負担を軽減。●MQTT/OPC UA/REST APIといった新しいプロトコルにも対応。センサーや計測機器、MESと連携できるので、品質記録の一元管理、監査対応体制の強化に。
-
停止や通信断が命取りとなる
大規模プラント・インフラ業界向けAVEVA Plant SCADA

※引用元:引用元:AVEVA公式サイト
https://www.aveva.com/ja-jp/products/plant-scada/●最大50万点のタグ・数百ノードへの接続が可能。大規模プラントでも、設備を分けずに監視できる体制を構築可。
●通信、サーバー、I/Oすべてに対して冗長化機能を備える。災害や障害が発生してもシステムが停止せず、安定した運用を維持。BCP(事業継続計画)対策としても有効。
●制御、運転、監視データを高速収集し、蓄積可能。タイムラグなく正確な制御判断ができ、事故や停止リスクを少なくできる。