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AVEVA Insight

AVEVA Insightは、シリーズ累計で80万本以上のライセンス導入実績を誇るSCADA/HMIソリューションを手掛けるAVEVAの高速時系列データベースAVEVA Historianをクラウドベースで使用するための年間契約パッケージです。(2023年5月調査時点)

※参照:Pro-face by Schneider Electric:https://www.proface.com/ja/lp/aveva/2022

AVEVA Insightの特長

生産現場を監視・分析・予測するクラウドベースのIoTプラットフォーム

AVEVA Insightは、AVEVA System Platformにも搭載されている高速時系列データベースAVEVA HistorianをMicrosoft Azure上で使用するための年間契約パッケージです。またそれ以外にもデータベースに蓄積したデータの可視化や、AVEVA Insight上のAIアルゴリズムを使って予知保全などのデータ分析を行うことが出来る、クラウドベースのSaaSパッケージソリューションです。

AVEVA Insight搭載のアルゴリズムによる3つの分析機能

AVEVA Insightには予知保全や状態基準保全を実行するためのAutomated Analytics、Condition Based Rule, Guided Analyticsの3つの分析機能があります。Automated AnalyticsとCondition Based RuleはAVEVA Insightの基本プランに含まれるのですぐに利用が出来ます。

AVEVAが誇るAVEVA HistorianをMicrosoft Azureで使用できる

AVEVA Insightは、AVEVA System Platformにも搭載されている高速時系列データベースAVEVA HistorianをMicrosoft Azure上で使用するための年間契約パッケージです。クラウドベースのアプリケーションということもあり、新しいハードウェアやソフトウェアを準備する手間をかけることなく、導入したその瞬間からすぐにデータの収集・抽出が出来るようになります。

プレイバック機能を搭載

AVEVA Insightには、設備の過去のある瞬間の状態をいつでも再現することが出来る「プレイバック機能」が搭載されています。プロセスに起きた異常の原因を即座に確認することが出来るため、トラブルシューティングに便利な機能です。

気軽に機能を試せる試用版

利用するにあたって年間契約が必要になるAVEVA Insightですが、契約をする前にAVEVA Insightの機能をじっくりと試してみたいという企業向けに、AVEVA Insightの一部機能を45日間使用することが出来る体験版も用意されています。

AVEVA Insightの料金プラン

AVEVA Insightには以下のプランが用意されています。なお、価格については別途問い合わせが必要です。

AVEVA Insightのおすすめポイント

AVEVA Insightは単独で使用することが出来る独立したパッケージですが、他方でAVEVAの他のソリューションとシームレスに連携することが出来るように設計されています。例えばエッジデバイスのインテリジェント化を実現するAVEVA Edgeと組み合わせて、既存のデバイスをインテリジェント化しつつ収集したデータをクラウド上で管理するなど、自社のニーズに合ったシステムを自由に構築することが可能です。

AVEVA Insightの導入事例

世界中で稼働している工作機械機器をクラウド上で一元的に監視した導入事例。1つのプラットフォームで世界中の機器を同時監視し、AVEVA Insightの予知保全機能によって各機器の異常を早期に発見してダウンタイムの削減を実現しました。

AVEVA Insightの概要

AVEVA Insight

画像引用元:AVEVA公式HP( https://www.aveva.com/en/products/insight/)

会社名 (日本代理店)シュナイダーエレクトリックホールディングス株式会社
所在地 東京都港区芝浦2-15-6 オアーゼ芝浦MJビル
主な導入先 非公開
契約SIパートナー アドソル日進株式会社、株式会社MXテクノロジーズ、テクノプロ・デザイン社、東京電制工業株式会社、株式会社プロシード、マナ・デザインワークス株式会社、港産業株式会社、REC、亀山電機株式会社

AVEVA Insightの動作環境・対応OS

対応OS

-

推奨環境

-

おすすめSCADAソフト3選

SCADAを導入するにあたって、自社の環境や仕様、既存機器との連携など、さまざまな点を考慮しなければなりません。開発や導入の工数やコストも含めてトータルコストを加味したうえで、おすすめのSCADAソフトを3つピックアップしました。

コストパフォーマンス、使い勝手など各機能を比較し、導入時・導入後に安心・安定して使用し続けられるかという点を考慮し、「コスパ」「実績」「知名度」別に参考となるパッケージ料金とカタログを紹介しているので、気になるSCADAの詳細を確認したうえで、どんな仕様での導入を検討しているのか、特別な開発が必要なのかなど、具体的な問い合わせを各社にしてみましょう。

  • 24時間稼働・既存設備のまま
    導入したい製造業向け

    FA-Panel6

    株式会社ロボティクスウェア|FA-Panel6のカタログ表紙

    ※引用元:FA-Panel6公式サイト
    https://www.roboticsware.com/jp/fapanel-features/

    ●一方が故障しても、もう一方が即座に切り替わって処理を継続できる二重化に対応。24時間365日の稼働が求められる製造ラインにも導入可。

    ●アンドン表示やガントチャートによる稼働監視、ノーコード帳票自動生成、100機種以上のPLCとの接続可能。“追加開発なし”で製造現場の改善サイクルをサポート。

    ●タグ数無制限・100機種以上のPLCに対応。既存の制御機器をそのまま活かせるため、低コストな導入につながる。

    公式HPで公開されている
    カタログを見る

    公式HPで
    機能詳細を見る

  • 監査・品質管理を強化したい
    製薬会社・食品工場向け

    zenon

    zenon公式HP

    ※引用元:zenon公式サイト
    https://www.copadata.com/ja/products/zenon-software-platform/

    FDA 21 CFR Part11やGMPに準拠した監査証跡・電子署名に対応しているから、品質保証や監査対応がスムーズ。

    ●高度なログ保存やアラーム履歴、帳票自動生成機能を搭載。
    記録ミスや転記エラーをなくし、GMPにおける現場の記録業務の負担を軽減。

    ●MQTT/OPC UA/REST APIといった新しいプロトコルにも対応。センサーや計測機器、MESと連携できるので、品質記録の一元管理、監査対応体制の強化に。

    公式HPで公開されている
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    公式HPで
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  • 停止や通信断が命取りとなる
    大規模プラント・インフラ業界向け

    AVEVA Plant SCADA

    aveva

    ※引用元:引用元:AVEVA公式サイト
    https://www.aveva.com/ja-jp/products/plant-scada/

    ●最大50万点のタグ・数百ノードへの接続が可能。大規模プラントでも、設備を分けずに監視できる体制を構築可。

    ●通信、サーバー、I/Oすべてに対して冗長化機能を備える。災害や障害が発生してもシステムが停止せず、安定した運用を維持。BCP(事業継続計画)対策としても有効。

    ●制御、運転、監視データを高速収集し、蓄積可能。タイムラグなく正確な制御判断ができ、事故や停止リスクを少なくできる。

    公式HPで公開されている
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    公式HPで
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