SCADA MAGAZINE » 【厳選!】SCADAソフトの料金&機能 » BLUE Open Studio

公開日: |更新日:

BLUE Open Studio

シュナイダーエレクトリックホールディングス株式会社では、ラインマネージメント Lite SCADA/HMIソフトウェア「BLUE Open Studio」を提供しています。どんな特徴やおすすめポイントがあるのか、導入事例とともに紹介します。

BLUE Open Studioの特徴

ドライバーが250種類以上と豊富

インターフェイスはIT向けであれば、OPC UA、MQTT、 Microsoft SQL Server 2000・Access 2000・Excel 2000やOracle、そしてその他データベースとの接続性に優れているのが大きな特徴です。

OT向けでは、Modbus RTU/ASCII、Modbus TCP/IPを始め、Codsysなどにも対応しており、調節計、モーションコントローラー、2次元バーコード / RFIDリーダー、さらに数多くのデバイスに対応しています。

全体の標準ドライバー数は250種類以上も搭載され、頼もしさが感じられます。

また、同じく標準で数多くのデータベースとも連携可能なのも特徴です。

ビジュアルで状況把握をわかりやすく

OEEダッシュボード、ガントチャート、トレンド、スケジューラーといった設備の監視に活用できるサンプルが多数用意されています。利用者は自ら開発せずに済むため、時短によるコストカットが見込めます。

モバイルアクセスが簡単なのもBLUE Open Studioの強みと言えるでしょう。画面データをHTML形式で保存すれば、モバイルからアクセスできる画面を作成可能です。
時や場所を選ぶことなく、さらにはOSや端末を選ばずにブラウザーからアクセスできます。

BLUE Open Studioの料金プラン

具体的な料金プランは公表されていません。

BLUE Open Studioのおすすめポイント

BLUE Open Studioは高い接続性と表現力を兼ね備えていることが大きな魅力です。
豊富なドライバーが用意されており、データベースとの接続が簡単で、さらにはAVEVA Historianとの連携も可能であるため、必要なデータを間引きしつつ、データベースへとじかに書き込みすることができます。
表現力の面では、フロアやライン別のダッシュボードを使えることが強みです。また、そのフロアやラインの監視についても、アンドンや多数のディスプレイを用いた状況の把握が可能です。

BLUE Open Studioの導入事例

設備の稼動状況を把握し、停止の原因を特定。さらに、停止した要素を改善して全体の生産性を向上したいという要望に対し、BLUE Open Studioが導入されました。

導入前は設備の状態を表示灯にてチェックすることができたものの、そばに人がいないとエラーに気付かないシステムであったため、復旧が遅れてしまうこともありました。

こうした現状にBLUE Open Studioを導入したところ、日ごとの生産・稼動の状況や停止要因について、離れた場所にいてもタブレットやスマホで確認し、復旧を早められるようになりました。さらには、これまでデータを手書きしたあとパソコンに入力していた手間も省くことに成功しています。

参照元:Pro-faceブランドの製品情報サイト(https://www.proface.com/ja/solution/improvement/aveva_historian_edge)

BLUE Open Studioの概要

Pro-faceブランドの製品情報サイト

引用元:Pro-faceブランドの製品情報サイト(https://www.proface.com/ja/product/soft/bos/top)

会社名 シュナイダーエレクトリックホールディングス株式会社
所在地 東京オフィス(本社)/東京営業所:東京都港区芝浦2-15-6 オアーゼ芝浦MJビル
主な導入先 非公開
契約SIパートナー 非公開

BLUE Open Studioの動作環境・対応OS

パソコン(OS)

モバイル(OS)

BLUE Open Studioのバージョンアップ情報

BLUE Open Studioの対応PLCメーカー

三菱電機 横河電機 オムロン 富士電機 日立製作所 キーエンス シャープ パナソニック 安川電機 シーメンス Rockwell
-

他多数のPLCメーカーに対応が可能。

おすすめSCADAソフト3選

SCADAを導入するにあたって、自社の環境や仕様、既存機器との連携など、さまざまな点を考慮しなければなりません。開発や導入の工数やコストも含めてトータルコストを加味したうえで、おすすめのSCADAソフトを3つピックアップしました。

コストパフォーマンス、使い勝手など各機能を比較し、導入時・導入後に安心・安定して使用し続けられるかという点を考慮し、「コスパ」「実績」「知名度」別に参考となるパッケージ料金とカタログを紹介しているので、気になるSCADAの詳細を確認したうえで、どんな仕様での導入を検討しているのか、特別な開発が必要なのかなど、具体的な問い合わせを各社にしてみましょう。

  • 24時間稼働・既存設備のまま
    導入したい製造業向け

    FA-Panel6

    株式会社ロボティクスウェア|FA-Panel6のカタログ表紙

    ※引用元:FA-Panel6公式サイト
    https://www.roboticsware.com/jp/fapanel-features/

    ●一方が故障しても、もう一方が即座に切り替わって処理を継続できる二重化に対応。24時間365日の稼働が求められる製造ラインにも導入可。

    ●アンドン表示やガントチャートによる稼働監視、ノーコード帳票自動生成、100機種以上のPLCとの接続可能。“追加開発なし”で製造現場の改善サイクルをサポート。

    ●タグ数無制限・100機種以上のPLCに対応。既存の制御機器をそのまま活かせるため、低コストな導入につながる。

    公式HPで公開されている
    カタログを見る

    公式HPで
    機能詳細を見る

  • 監査・品質管理を強化したい
    製薬会社・食品工場向け

    zenon

    zenon公式HP

    ※引用元:zenon公式サイト
    https://www.copadata.com/ja/products/zenon-software-platform/

    FDA 21 CFR Part11やGMPに準拠した監査証跡・電子署名に対応しているから、品質保証や監査対応がスムーズ。

    ●高度なログ保存やアラーム履歴、帳票自動生成機能を搭載。
    記録ミスや転記エラーをなくし、GMPにおける現場の記録業務の負担を軽減。

    ●MQTT/OPC UA/REST APIといった新しいプロトコルにも対応。センサーや計測機器、MESと連携できるので、品質記録の一元管理、監査対応体制の強化に。

    公式HPで公開されている
    カタログを見る

    公式HPで
    機能詳細を見る

  • 停止や通信断が命取りとなる
    大規模プラント・インフラ業界向け

    AVEVA Plant SCADA

    aveva

    ※引用元:引用元:AVEVA公式サイト
    https://www.aveva.com/ja-jp/products/plant-scada/

    ●最大50万点のタグ・数百ノードへの接続が可能。大規模プラントでも、設備を分けずに監視できる体制を構築可。

    ●通信、サーバー、I/Oすべてに対して冗長化機能を備える。災害や障害が発生してもシステムが停止せず、安定した運用を維持。BCP(事業継続計画)対策としても有効。

    ●制御、運転、監視データを高速収集し、蓄積可能。タイムラグなく正確な制御判断ができ、事故や停止リスクを少なくできる。

    公式HPで公開されている
    カタログを見る

    公式HPで
    機能詳細を見る

SCADA徹底比較!「コスパ」「実績」「知名度」別に
        おすすめソフトをPickUP! SCADA徹底比較!「コスパ」「実績」「知名度」別に
        おすすめソフトをPickUP!